牛乳箱| 島プロジェクト

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家の軒先や玄関脇で、役目を終えても尚、不思議な魅力を放つ。馴染みがありながら、身の回りから消えてゆく牛乳箱を集めました。

01魚島G01_MG_3164.jpg魚島G01  らくれんは四国乳業のブランド名。四葉にハトは健康と平和を表現。本社は愛媛県東温市。

02伯方島G01_MG_0567.jpg伯方島G01  経年により、塗りが厚い部分だけを残し、すっかり木目が出てしまっている。

03岩城島G01_MG_5399.jpg岩城島G01  平成21年の明治製菓とのブランドマーク統一によって見なくなった旧ロゴマーク。

03岩城島G02_MG_5480.jpg岩城島G02  側面に旗受金具が付いている。祝日に国旗を掲げる家も最近は見かけなくなった。

03岩城島G03_MG_5491.jpg岩城島G03  ブルガリアヨーグルトLB51と旧ロゴマークの組合せは昭和61年以降。現在はLB81

03岩城島G04_MG_5411.jpg岩城島G04  昭和46年まで使われた5代目ゴールインマークに何故か後年のキャッチが入っている。

03岩城島G05_MG_5535.jpg岩城島G05  奥は昭和41年から使われた5代目のマークだが手前の物は年代の判別がつかない。

03岩城島G06_MG_5526.jpg岩城島G06  平成4年からの新ロゴマークを付けた樹脂製。隣はこの島で見られた汎用の牛乳箱。

03岩城島G07_MG_5418.jpg岩城島G07  らくれんのこのタイプは、経年変化で浮き上がる木目がどれも綺麗に思える。

03岩城島G08_MG_5459.jpg岩城島G08  ハトが白塗りでなくヌキになっている。ロゴタイプは赤く箱の黄色は赤味が強い。

03岩城島G09_MG_5473.jpg岩城島G09  最近のらくれん牛乳瓶と。陽の当たらない側面に宣伝文句が綺麗に残っている。

03岩城島G10_MG_5482.jpg岩城島G10  陽当たりの良い場所にあるのに、これはらくれん牛乳のロゴタイプが読み取れる。

03岩城島G11_MG_5542.jpg岩城島G11  森永の樹脂製箱。中郷牧場は自社ブランドを持っていたが、現在は大手の販売店。

03岩城島G12-50D_3551.jpg岩城島G12  黄色のイメージが強いらくれんにあって、オレンジ色の木箱が珍しい。

05生口島G01_MG_1274.jpg生口島G01  瀬戸田牛乳は昭和60年に廃業してしまった。オハヨー乳業の本社は岡山県岡山市。

05佐木島G01_MG_3753.jpg佐木島G01  森永の樹脂製。宅配主力商品のカルダスは、カルシウム多めの乳酸菌飲料。

06佐木島G02_MG_3777.jpg佐木島G02  今や懐かしい感のカナ書きのグリコロゴ。グリコ乳業では、牛乳のみに現存。

07大崎上島G01_MG_0606.jpg大崎上島G01  中央にある明治乳業の社章が辛うじて判別できる。明治と言えばこのマーク。

08大崎上島G02_MG_0611.jpg大崎上島G02  日持ちする超高温加熱処理法を、森永はウルトラプロセスと名付けて販売した。

09大崎上島G03_MG_0615.jpg大崎上島G03  現行のM morinagaマークが入っている。森永木製牛乳箱の最末期型だろうか。

10大崎上島G04_MG_0616.jpg大崎上島G04  保冷と衛生面で木製から樹脂製へ。樹脂製の方が割れやすく短命な気がする。

11大崎上島G05_MG_0618.jpg大崎上島G05  雪の結晶に北極星の社章が誇らしく残る中、雪印牛乳の赤色文字は退色が早い。

12大崎上島G06_MG_0623.jpg大崎上島G06  6代目のエンゼルマークが微かに残る。その下には森永ホモHOMO牛乳とある。

13岡村島G01_MG_3487.jpg岡村島G01  すっかり消えてしまったブランドマーク。側面の販売店の記載で雪印とわかる。

14岡村島G02_MG_3496.jpg岡村島G02  樹脂製。かつて雪印は青のイメージ。紆余曲折を経て、現在は雪印メグミルク。

14岡村島G03_MG_5000.jpg岡村島G03  比較的状態の良い明治の牛乳箱。側面には驚く程に文字がはっきり残っている。

14岡村島G04_MG_5020.jpg岡村島G04  大瓶が入る明治の背の高い形。出入り口に掛けられたせいか、角が取れている。

14岡村島G05_MG_5024.jpg岡村島G05  新聞受けとして余生を暮らす雪印の樹脂製箱。ヤクルト宅配箱との2ショット。

14岡村島G06_MG_5033.jpg岡村島G06  朝刊と牛乳。朝の儀式を考慮して、機能的に配置されたかのような位置関係。

14岡村島G07_MG_5055.jpg岡村島G07  G06と比べると奥行きに差があることに注目。元は文字色が赤だと判別できる。

14岡村島G08_MG_5109.jpg岡村島G08  記載されている文字が小さいからなのか、岡村島G06より一回り大きく見える。

14岡村島G09_MG_5119.jpg岡村島G09  河南牛乳は、四国乳業の前身。四国乳業の歴史を考えると40年は経過している。

15大崎下島G01_MG_4063.jpg大崎下島01  上蓋が開かない横から牛乳瓶を入れるタイプ。ミネラル牛乳の商標はかなり古い。

16大崎下島G02_MG_4072.jpg大崎下島02  下島01と比べると退色具合が分かる。ミネラル牛乳は後にファミリア牛乳と改名。

17大崎下島G03_MG_4033.jpg大崎下島03  雪印のロゴもマークも消えた状態。外壁に馴染んでいて見落としそうになった。

18大崎下島G04_MG_4065.jpg大崎下島04  横に固定された牛乳箱。この斬新な使い方は、上蓋が開かないタイプならでは。

19大崎下島G05_MG_4067.jpg大崎下島05  中央に青色で描かれていたはずの旧ロゴマークが見える。なかなか無いタイプ。

大崎下島G06_MG_1352.JPG大崎下島G06  退色も劣化も少ない樹脂製。置かれた環境によって状態に差が出ることが分かる。

豊島13-50D_6999.jpg豊島01 四葉には「四国はひとつ」という意味もあるそうだ。マークは43年に誕生。

豊島G02_MG_1069.JPG豊島G02  豊島G01と同じ物。同じ白塗りのハトが付く岩城島G07に比べると横幅が狭い。

豊島G03_MG_1312.JPG豊島G03  全体にバランス良く退色しロゴがしっかりと見える。岩城島G07と同じ物だろう。

上蒲刈島G01_MG_0341.JPG上蒲刈島G01  佐木島、岩城島で見たのと同じ物。使用された期間が全く分からない謎のグリコ。

22倉橋島G01_MG_9463.JPG倉橋島G01  ロゴとマークが比較的綺麗に残っている。補強の為だろうか底板の釘は2本ずつ。

22倉橋島G02_MG_9485.JPG倉橋島G02 チ丶ヤス表記は昭和46年頃までの物で現在はチチヤス。本社は広島県廿日市市。

能美島G01_MG_9758.JPG能美島G01  車庫内に設置されて驚くほど状態が良い。ロゴは昭和の後半から続く現行の物。

能美島G02_MG_9859.JPG能美島G02  大柿牛乳と記されているが業者の詳細は分からない。とても貴重な物に思えた。

22長島G01_MG_3640.jpg長島G01  シモラクキャラクターのベルちゃんは、昭和42年デビュー当時の顔。かわいい。

23長島G02_MG_3663.jpg長島G02  昭和55年以降のベルちゃん。53年頃から酪農牛乳へ改称。本社は山口県下関市。

周防大島G01_MG_0866.JPG周防大島G01  すっかり塗料が剥がれた明治牛乳の物。現れた木目は木の外壁に溶込んでいた。

周防大島G02_MG_0877.JPG周防大島G02  現在のやまぐち県酪乳業の酪農牛乳時代ロゴマークが綺麗な状態で残っている。

周防大島G03_MG_0879.JPG周防大島G03  樹脂製ながらベルちゃんは2代目のもので、山口県酪と漢字表記になっている。

周防大島G04_MG_0880.JPG周防大島G04  平成6年から使われている3代目ベルちゃん。山口はやまぐちとひらがな表記。

周防大島G05_MG_0936.JPG周防大島G05  見慣れぬ色に退色した明治の大瓶が入るタイプ。滲んだような表面が気になる。