係船柱『広島湾・周防灘』篇| 島プロジェクト

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係船柱とは、船を波止や桟橋に、ワイヤーやロープで係留するための柱。風雨や酷使に耐えて港を見つめ続ける、係船柱を集めてみました。

K01_MG_9493.JPG倉橋島K01  基礎の部分がよく分かる直柱形。赤銅色の肌に逞しさを感じる。

K02_MG_9535.JPG倉橋島K02  頭が無い上に鉄筋で締め付けられているようで痛々しく見えた。

K03_MG_9536.JPG倉橋島K03  桟橋使用時の保護なのだろうか。ヘアバンドを巻いたような姿。

E01_MG_6846.JPG江田島K01  後からできたであろう壁との珍しい共存型。少し使いにくそう。

E02_MG_7511.JPG江田島K02  これぞ曲柱形という姿。黄色い頭が寂れた浮桟橋で目を引いた。

E03_MG_9005.JPG江田島K03  波止を歩きやすくする為か。側面から生えたように並んでいた。

k01_MG_6973.JPG能美島K01  かなり雑な頭の盛り方が味となっている。同じ波止に数本あり。

k02_MG_6975.JPG能美島K02  破損して中の鉄筋が見えている。上半分と下半分で素材が違う。

k03_MG_6977.JPG能美島K03  元からこうなのか補修した物なのか、謎が多い四段重ねの造形。

k04_MG_6984.JPG能美島K04  きめの細かい直柱にゴツゴツした頭がのるアンバランスな一本。

k05_MG_6986.JPG能美島K05  土管にモルタルを流し込んだ物。小さいけれど波止の働き者だ。

k06_MG_7054.JPG能美島K06  お役目を終えたのか、海から離れた駐車場で置物になっていた。

k07_MG_7063.JPG能美島K07  こんもり盛られた頭が愛らしい。波止の先端で存在感があった。

k08_MG_7004.JPG能美島K08  管に頭をのせるタイプ。ごませんべいのような表情が面白い。

k09_MG_7006.JPG能美島K09  コンクリートで作られたどら焼き形の頭は、とても丁寧な仕事。

k10_MG_7011.JPG能美島K10  三段になった波止の最下段にあった。削り方の荒々しい石造り。

k11_MG_7043.JPG能美島K11  外側の土管が欠損してしまい、鉄筋の入った構造がよく分かる。

K12_MG_8449.JPG能美島K12  石造りだがよく見る花崗岩ではない。石積みの波止で見つけた。

K13_MG_8450.JPG能美島K13  波止では珍しい鉄製。浮桟橋で見かける物よりも牽引力が低い。

能美島K14_MG_9703.JPG能美島K14  荒削りの石造り。後年に延伸された波止を見つめるように立つ。

能美島K15_MG_9707.JPG能美島K15  途中から折れるという珍しい壊れ方。鎖を辛うじて繋いでいた。

能美島K16_MG_9747.JPG能美島K16  カットモデルのように壊れた物。思わず構造に見入ってしまう。

能美島K17_MG_9867.JPG能美島K17  満潮になれば水没してしまうのだろう。フジツボが付着していた。

能美島K18_MG_9871.JPG能美島K18  上蒲刈島で見た物に似ているが、こちらは頭が平らになっている。

13-NINO_01MG_2485.jpg似島K01  15Tとは牽引力を表すもの。小さくとも存在感がある。

14-NINO_02MG_2486.jpg似島K02  25Tとあり、当然ながら15Tよりも大きく力強い感じ。

15-NINO_03MG_2568.jpg似島K03  古い波止で見た背の低い石造り。微妙に胴がくびれている。

14-NINOK04_MG_4187.jpg似島K04  太いの細いの色とりどりと、もう限界の巻き過ぎ状態。

12-阿多田島_01 5281.jpg阿多田島K01  管にコンクリートを流し込む二重構造。端正な横顔をしている。

12-阿多田島_02 5283.jpg阿多田島K02  石を丁寧に削ってできている。石造りは見た目も手触りも良い。

02-HASHI_01_MG_2333.jpg柱島K01  土管にコンクリートを流し込んだよう。大胆に鎖ごと補修。

19-S_ohshima_MG_2587.jpg周防大島K01  結んであるのだかないのだか。新しい港で錆色が目立った。

21-UKA_01_MG_2706.jpg浮島K01  かなり息苦しそうな感じ。もやいを解くのも大変だろう。

22-UKA_02_MG_2736.jpg浮島K02  物が当たって欠けてしまったのか。残念なコンクリート製。

05-NAGA_Y01_MG_3571.jpg長島K01  ひび割れが焼物でいう景色のよう。ネックレスが重そう。

06-NAGA_Y02_MG_3576.jpg長島K02  背が低く溝が切ってあり、ハンバーガーのように見えた。

07-NAGA_Y03_MG_3578.jpg長島K03  細かい砂利が浮き、それが模様を作り出して良い風合い。

08-NAGA_Y04_MG_3610.jpg長島K04  ここの防波堤の物は、皆量産品らしく形が整っていた。

09-NAGA_Y05_MG_3611.jpg長島K05  K04の頭が取れてしまった物。何で染まったのか色合いが良い。

10-NAGA_Y06_MG_3726.jpg長島K06  ちょっと大き目の頭に、かかった鳥のフンが物悲しい印象。

11-OHZ_01_MG_1059.jpg大津島K01  見つけた場所から察するに、戦時中のものかと思われる。

12-OHZ_02_MG_1068.jpg大津島K02  ゴツゴツと石が浮く個性派。やがてすり減ってしまうのか。