情島K01
腰掛けたくなる石造り。かさ上げ後の波止場で見つけた三兄弟。
情島K02
背の高い石造り。形も並びも不揃いなことで波止に表情がある。
情島K03
この港内で最も古い物に入るであろう化石のような褐色の一本。
下蒲刈島K01
コンクリート製の円柱形。ロープが多く、大活躍中だと分かる。
下蒲刈島K02
桟橋で見つけた物。腐食が進み、穴が空いてしまっている。
下蒲刈島K03
古い港は石造りが多い。これは雁木から生えたエリンギのよう。
下蒲刈島K04
てるてる坊主のような形の石造り。港を見つめる石仏にも見える。
上蒲刈島K01
言い様のない形をした鉄製の係船柱。使われている様子はない。
上蒲刈島K02
角柱から結びやすく削り込んだ物だろう。必要最小限の仕事。
上蒲刈島K03
石に名前が刻まれている。その人専用の柱だったのだろうか。
上蒲刈島K04
背の高さと形状が目立つ石造り。ここの波止は、個性派ぞろい。
上蒲刈島K05
思わず触りたくなる丸い頭の石造り。この丸さ加減は他にない。
上蒲刈島K06
道路改修工事で埋まったであろう物。焼き豆腐のように見える。
上蒲刈島K07
すっきりした円柱。なぜか頭にモルタルが盛ってある。
上蒲刈島K08
文字が刻まれた石造り。薄らと読める文字は『船中』だろうか。
上蒲刈島K09
円柱にポットパイのように、モルタルで蓋がされている。
上蒲刈島K10
見事にくびれた石造り。高さに差はあれど同じ形が波止に並ぶ。
豊島K01
鉄の管にモルタルを詰め込んだ物。鉄が分厚く頑丈そうな感じ。
豊島K02
誰が考えたのか、船と柱を支える兼用型は非常に珍しく思える。
豊島K03
何かの鉄製容器にコンクリートを流し込んだ物。不発弾のよう。
豊島K04
初めて見る円筒型。覗き込みたくなる不思議な力を持っていた。
豊島K05
頭が取れてしまった物だろう。鉄筋を見ても元は想像できない。
豊島K06
新しい物が並ぶ中にあった小さな石造りは、波止の眩しい存在。
豊島K07
文字が刻まれた石造り。手入れをしたのか新品のように見える。
豊島K08
豊島K07と同じ波止にあった物。全体が丸く削り込まれている。
豊島K09
丁寧な仕上がり。傍らには同類の物がいくつも寝かせてあった。
斎島K01
形状が整いテーブルのような形の石造り。仕事が綺麗で美しい。
斎島K02
波止のかさ上げで沈んだ古い石造りのものを掘り下げている状態。
斎島K03
土管にモルタルで蓋をした物。何故か蓋が開きそうな気配がした。
斎島K04
背の低い直柱形。ゴツゴツとした錆具合が何とも言えぬ表情。
斎島K05
沈んでしまった波止から顔を出した係船柱。素材は特定できず。
大崎下島K01
石造り。四角い頭だが、全体に丸みを帯びていて、優しい印象。
大崎下島K02
鉄柱にモルタルを詰め込んだ物か。小さいながら逞しさがある。
大崎下島K03
土管にコンクリートを流し込んだ物。頭の仕上げが丁寧。
大崎下島K04
テーブルのようなコンクリート製。いろいろ使い道がありそう。
大崎下島K05
キノコのような直柱形。足元が広がる造形に丁寧な仕事を感じる。
大崎下島K06
漢数字が刻まれた石造りの物。千砂子波止には一から十まである。
大崎下島K07
長年使い込まれて表面が滑らか。雁木と共にここに残って欲しい。
大崎下島K08
ノミ跡が残る石造り。基礎を見ると古い波止から受継がれた様だ。
岡村島K01
虎縞の頭。不釣り合いなほどの巨大な鎖が痛々しく見える。
岡村島K02
本来ならば埋め込まれるはずの基礎の形状が分かる曲柱形。
岡村島K03
この島では網取石と呼ばれている物。石造りのゆるい円柱。
小大下島K01
移されたことで石積みに埋まっていた基礎部分が分かる石造り。
小大下島K02
屋号が彫り込まれた石造り。他に『源』と彫られたものもあり。
小大下島K03
補強かさ上げにより取り残されてしまった。もう海も見えない。