大崎上島01
荷台の木箱が子連れ狼を彷彿とさせる。木箱の風合いが最高。持ち手が低く、コンパクトにまとまっている。
大崎上島02
よく見かけるタイプの車輌。錆色の車体と色褪せたコンテナの配色が、風景に溶け込むような一台。
大崎上島03
フレームの錆び方がとても魅力的で、他に見ないタイプのスポークホイールを履く。パン箱はトーヨパン。
小大下島01
またあった左リヤタイヤだけ交換されたくるま。あつらえたような木製トレイは針金で固定されている。
小大下島02
良く似た2台だが縦列駐車のおかげで大きさの違いが分かる。持ち手の高さも違い好みが分かれそうだ。
小大下島03
隣の岡村島でよく見かけた乳母車型。フレームのあちこちが修復してあるが、もう使われていない様子。
小大下島04
いわゆる台車式の持ち手が付いた変わり種。改造車輌なのだろうか。全体のバランスが良い感じがする。
岡村島01
爽やかなライトブルーのフレーム。木製パレットと退色したホイール色が合っていてスッキリした印象。
岡村島02
フレームがよく分かる車輌。剥げたフレームの元色はライトブルー。荷掛けのロープをしっかり装備。
岡村島03
岡村島01と同型同色のホイール。フレームは元から無垢のよう。錆色にグリーンの持ち手がポイント。
岡村島04
乳母車型。パン箱はトーヨパン。スプリングも朽ちていて、使われていないようだったのが惜しい。
岡村島05
乳母車型。前輪の両側共に泥よけは欠落。優雅なフレームの曲線が美しい。新車時を見てみたい一台。
岡村島06
乳母車型。白く塗り直された車体とカゴの配色が爽やか。片側に6本、計12本のサスペンション装備。
岡村島07
ミントグリーンのフレームに黄色いコンテナが軽やかな印象。くすんだホイールが足元を引き締めている。
岡村島08
他の乳母車型に比べホイールのスポーク数が少なく、中央のスプリングは巻き数の多い物が付いている。
大崎下島01
頑強な鉄製フレームが載る珍しい一台。恐らくフレームに板を渡しワゴンのように上下に荷物を積む仕様。
大崎下島02
すっかりはげ落ちたフレームの元色はブルー。ホイール共に墨っぽく、黄色いコンテナとの色合いが良い。
大崎下島03・04
港で見つけた2台は、紅白でなんとなくめでたい感じ。乳母車型はフロントのフレームが畳んである。
大崎下島05
ブルーのフレームに梨地のように浮いた錆が面白い。荷台板の色の剥げ方も良く、風合いの出た一台。
大崎下島06
持ち手といい、載った箱といい、木製部品が古い町並みによく合う一台。側面のステッカーも懐かしい。
大崎下島07
乳母車型。荷台板のフロント側を持ち上げているので、載せたコンテナや、箱が段差で暴れないはず。
大崎下島08
前後のホイールが違うが、この組合せは他島で確認済み。むしろ珍しいのは、サブフレーム前方の丸み。
大崎下島09
ホイールは大崎下島08と同じ組み合わせだが、こちらは乳母車型。欠損したサブフレームが補修してある。
大崎下島10
フレームから独立した泥よけと、ホイールの形が珍しい乳母車型。傍らの漁具と共に引退したよう。
大崎下島11
目に留まったのは真ん中の車輛。持ちやすそうな木製の持ち手。か細いフレームをロープで補強している。
大崎下島12
整理整頓された一角。水車を連想させる車輪と、大長ブランドのロゴが入ったミカンケースがポイント。
大崎下島13
ぶ厚いマツの無垢板がちょうどよくハマったのだろう。良く見かけるタイプだが個性を感じる。
大崎下島14
乳母車型に似たスプリング付きのフレーム。よく見かけるホイールにはセンターキャップが付いている。
大崎下島15
とびしま海道でよく見かけるタイプ。豆腐の容器に育つ豆苗の為なのか縁側の日だまりに駐車していた。
斎島01
フレームもホイールもブルートレインを思い出させる深い青色。フレームにピッタリ合った荷台板は純正品か。
斎島02
よく見るタイプだが、荷台板が横に渡してある。載るコンテナは紐で固定。元はブルーのフレームと思われる。
斎島03
このフレームであれば、ほとんどが木製の持ち手。右後輪のタイヤが欠落していて、リムの形状が良く分かる。
斎島04
垂直の持ち手、荷掛けロープのフック、車軸を支えるフレーム等から既製品に見えない。ワンオフモデルか。
斎島05
斎島01と同タイプだが、カラーリングが違う。全体を爽やかな水色で覆われていたことが伺える。
豊島01
ロープがサイドブレーキか。坂に駐車中の同型2台が、揃って載せているパン箱はタカキベーカリー。
豊島02
溶接箇所や曲げ加工の痕が残る無垢のフレームが珍しい。持ち手の加工など既製品ではない可能性が高い。
豊島03
ワイドトレッドにロングホイールベースで低重心。安定感の高い走りが期待できそう。これも無垢のフレーム。
豊島04
小回りの利きそうなショートホイールベース。走り出すと落ちそうなトレイは針金でフレームに留めてある。
豊島05
よく見かけるタイプだが、荷台板が水切りの良い網状に。みかんケースの底を切って載せているようだった。
豊島06
豊島04と同型だが、こちらはタイヤの幅が広く、新しく見える。ちなみにべっぴんとはジャガイモの品種。
豊島07
ハウスカーのカスタム車輌と思われる。筋交いなど補強が随所に見られ、頑丈なフレームに仕上がっている。
豊島08
物干竿を曲げて強引に修理されている。無造作に重ねて載せられた木箱など、ワイルドな感じがする一台。
豊島09
豊島08と同型だが、鮮やかな赤いフレームにホワイトのホイールの組合せが新鮮であり軽快さを感じさせる。
豊島10
豊島09とはホイールが異なる。退色と錆で渋い色合いのフレームに、トレイは紐で数カ所縛って留めてある。
豊島11
珍しいホワイトタイヤに樹脂製のホイールの足回り。色褪せた部品と錆びたフレームのバランスが味わい深い。
豊島12
持ち手の高さが調節できるフレームは、既製品ではなくオリジナルの可能性が高い。足回りは新品に見えた。
豊島13
あつらえたようなカバーに覆われた珍しい一台。縦列駐車の中にある見慣れぬ2台はワンオフモデルだろうか。
豊島14
青のフレームに白いホイール。カタチもよく見かけるタイプだが、パン箱のロゴは初めて見る。
豊島15
豊島には個性的なワンオフモデルが多いが、これは持ち手が引き抜ける構造のよう。収納する為なのだろうか。
豊島16
荷物が積んであるように見えるが、実はこの箱に買った品々を詰めて運ぶ。オーナーは元漁師のおばあちゃん。
豊島17
買い足しに寄ったのだろうか、店頭で見かけた一台。シキシマのパン箱には、お孫さんへと思われる物が満載。
豊島18
何を流用したのか、荷物のずり落ち防止に網状の物を針金で固定。フレームに合わせたような色が効いている。
豊島19
ショートホイールベースで持ち手も起きている為に狭い所が得意そう。おばあちゃんの物ではないようだった。
豊島20
錆び切ったフレームの持ち手にはテープが巻いてある。ホイールとパン箱はすっかり色褪せてアースカラーに。
上蒲刈島01
一見よくありがちなタイプのようだが、リヤフレームが縦5本あるのは珍しい。補強のように思われる。
上蒲刈島02
配色が爽やか。タイヤの摩耗が少なく、使われていない様子。蒲刈両島はホワイトタイヤが多いようだ。
上蒲刈島03
色褪せたのか、淡色のフレームにホワイトタイヤがよく似合う。動かないようにロープで止めてある。
上蒲刈島04
ハウスカーとのツーショットで、大きさの違いがよく分かる。オーナーは2台を使い分けているのだろうか。
下蒲刈島01
持ち手がかなり低いタイプ。違いはホイールのセンターキャップの有無だけで、下蒲刈島02と同型か。
下蒲刈島02
フレーム色とホワイトのタイヤとホイールの組合せが軽やかな印象。コンテナの色の組合せも良い感じ。
下蒲刈島03
上蒲刈島03と良く似ているが、こちらの方が持ち手の位置が高い。港の景色が似合うシンプルな一台。